伊藤和江
2018年1月23日〜 11:00〜13:30
陶磁器など、割れたり欠けたりしたものを漆で継ぎ、金や銀で上化粧して直す日本の伝統修復技術を「金繕い」と言います。茶道の世界では欠けた碗の繕った部分を「景」と呼んで、その美しさを楽しんでいました。
本講座では、講師に「Kuh金継ぎ工房」を主宰する伊藤和江さんを迎え、初めての方にも親しみやすいように手軽にできる金繕いの工程を学びます。
会場のSpatio5610は、表参道駅から徒歩3分の環境にありながら、緑多いアプローチとテラスに接しているため、日常の喧噪から離れ、庭を見ながらゆったりと学ぶことができます。
家に欠けたり、ひびが入ったりしても捨てられない、思い出深い器が眠っていませんか。そんな大事な器を、金繕いによって蘇らせてはいかがでしょう。みなさまの参加をおまちしております。
- ご案内・お問合せ
開催日:
2018年
1月23日
2月13日・27日
3月13日・27日
4月10日・24日
5月8日・22日
6月19日
7月10日・24日
8月28日
9月11日・25日
10月9日・23日
11月13日・27日
12月11日
時間:11:00~(2時間30分程度・お持ちになる器によって多少時間のかかることもあります)
講師:伊藤和江(Kuh金継ぎ工房主宰)
受講料:1回¥5,400(税込)
定員:10名
要予約:yoyaku@deska.jp
会場:Spatio5610(Gallery5610_奥のスペース)
東京都港区南青山5-6-10 5610番館/ TEL:03-3407-5610
本講座では、最初に工程を学んでいただくのに適した材料を使用いたします。本漆に比べ強度はやや弱まるものの、乾きが早く、金繕いの作業の流れやテクニックを理解していただけます。
お持ちになった器によって本漆で出来るものもございますので、講師と相談しながら進めていただけます。体験用の割れた器のご用意もあります。
- 持ち物
・2~3cmのひび割れや欠けのある器
・その器よりもひとまわり以上大きなサイズの箱。(作業後の持ち帰り用)
・洗濯ばさみ(固定するのに使用します。傷口1つに対して2個)
・エプロン(汚れてもよい日焼け防止用の腕カバーなどがあると便利です。)
・ハンドタオル
・筆記用具、眼鏡など(手元の作業をいたしますので、普段お使いの眼鏡など必要な方はお持ち下さい)
・本漆を使用する場合もございます。手袋はこちらで用意しますが、髪留めなど必要な方はお持ち下さい。
- 伊藤和江・プロフィール
Kuh金継ぎ工房主宰・フードコーディネーター
2001年より、器を蘇らせる喜びを広く伝えたいと、日本の伝統工芸「金繕い」を現代風にアレンジした金継ぎ教室を開催する。本講座の会場に隣接するGallery5610で、2011年より『Kuh 金継ぎ教室から「あ・そ・び」展』を開催。「ミセス」をはじめ「クロワッサン」「ビオクロワッサン」「ブリオ」等々の雑誌で紹介され、作品及び、メディア等を通して、多くの人に日本の伝統工芸金継ぎを伝える。
<2017年の主な掲載誌>
「大人のおしゃれ手帖」(宝島社)
「Ku:nel」(マガジンハウス)
「プレシャス」(小学館)