Workshop/伊藤和江 金繕い教室2021

 

 

 

陶磁器など、割れたり欠けたりしたものを漆で継ぎ、金や銀で上化粧して直す日本の伝統修復技術を「金繕い」と言います。茶道の世界では欠けた碗の繕った部分を「景」と呼んで、その美しさを楽しんでいました。

本講座では、講師に「Kuh金継ぎ工房」を主宰する伊藤和江さんを迎え、初めての方にも親しみやすいように手軽にできる金繕いの工程を学びます。

 

会場のSPaTio5610は、表参道駅から徒歩3分の環境にありながら、緑多いアプローチとテラスに接しているため、日常の喧噪から離れ、庭を見ながらゆったりと学ぶことができます。

家に欠けたり、ひびが入ったりしても捨てられない、思い出深い器が眠っていませんか。そんな大事な器を、金繕いによって蘇らせてはいかがでしょう。みなさまの参加をおまちしております。

 

<ご案内・お問合せ>

開催日:
6月22日(火)中止(今後のスケジュールは決まり次第お知らせいたします)

時間:11:00~(2時間30分程度・お持ちになる器によって多少時間のかかることもあります)

講師:伊藤和江(Kuh金継ぎ工房主宰)

受講料:1回¥5,500(税込)

定員:5名

要予約:yoyaku@deska.jp

会場:SPaTio5610(Gallery5610_奥のスペース)

東京都港区南青山5-6-10 5610番館/ TEL:03-3407-5610

 

本講座では、最初に工程を学んでいただくのに適した材料を使用いたします。本漆に比べ強度はやや弱まるものの、乾きが早く、金繕いの作業の流れやテクニックを理解していただけます。

お持ちになった器によって本漆で出来るものもございますので、講師と相談しながら進めていただけます。体験用の割れた器のご用意もあります。

 

  • 持ち物

・2~3cmのひび割れや欠けのある器

・その器よりもひとまわり以上大きなサイズの箱。(作業後の持ち帰り用)

・洗濯ばさみ(固定するのに使用します。傷口1つに対して2個)

・エプロン(汚れてもよい日焼け防止用の腕カバーなどがあると便利です。)

・ハンドタオル

・筆記用具、眼鏡など(手元の作業をいたしますので、普段お使いの眼鏡など必要な方はお持ち下さい)

・本漆を使用する場合もございます。手袋はこちらで用意しますが、髪留めなど必要な方はお持ち下さい。

 

  • 伊藤和江・プロフィール

Kuh金継ぎ工房主宰・フードコーディネーター

2001年より、器を蘇らせる喜びを広く伝えたいと、日本の伝統工芸「金繕い」を現代風にアレンジした金継ぎ教室を開催する。本講座の会場に隣接するGallery5610で、2011年より『Kuh 金継ぎ教室から「あ・そ・び」展』を開催。「ミセス」をはじめ「クロワッサン」「ビオクロワッサン」「ブリオ」等々の雑誌で紹介され、作品及び、メディア等を通して、多くの人に日本の伝統工芸金継ぎを伝える。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会場の衛生と換気を心がけております。

河野鷹思の常設展_2025年4月

SPaTio5610では、ギャラリー創設者・河野鷹思の作品を季節ごとにテーマを変えて常設展示しております。
昔の作家なので忘れ去られることのないよう、又、ワンパターン化しないよう、多様な内容で、全く作家を知らない人の為にもわかっていただくよう心がけています。

Now on:
イラストレーションをテーマに、雑誌の表紙デザイン、河野鷹思のさかな他をご覧いただいています。


河野鷹思アーカイブはこちら

ONE STROKE出版

ONE STROKEさんが出版するミニ絵本のコーナーができました。
●「LUCKY BOOKシリーズ」
干支をモチーフにした「ラッキー!」なシリーズです
今年は「いのしし」が新作で加わりました!
●「絵本のたね」
駒形克己さんディレクションによる、それぞれの作家さんの個性が光るシリーズです
●「VOICE」
ワンストロークさんが発行した冊子。造本作家・デザイナーである駒形さんの、幅広い活動が垣間見られる特別な小冊子です

閲覧図書

企業広報誌発行全盛期の先駆けとして、故 竹中錬一(当時社長)が発案し、編集は瀬底恒氏、アートディレクション田中一光氏、巻頭写真に石元泰博氏など錚々たる方々を迎え1964年創刊。
以来、時代が移り変わるなか、“不易流行”“不変のフィロソフィー”“高質なコンテンツとデザインの持続”の精神を継承しながら、約半世紀にわたり発行を重ねてきました。(竹中工務店[approach] 概要より抜粋)
GalleryとSPaTioが入る当建物、5610番館は1972年に竹中工務店の施工によって建てられました。(その年の秋号に記事が載っています)
2013年春号より葵・フーバーさんのタペストリーが表紙のモチーフになりました。その号からのバックナンバーが揃っておりますので、お手に取ってご覧いただけます。各号の「特集」は建築だけに留まらず、暮らし、歴史、文化、芸術など幅広いジャンルをテーマに構成されています。現在のアートディレクター太田徹也氏は初代の田中一光氏の一番弟子で、Gallery5610でも展覧会を開催しました。
太田氏の丁寧な作りによって、読みごたえある冊子です。

Rrecommend/coccodrillo2019

スイスのグラフィック・デザイナーMax Huber(マックス・フーバー/1919-1992)の生誕100年を記念し、フーバーさんへのオマージュとしてスイス(印刷はイタリア)で作られたカレンダーです。

オリジナルは1959(〜1975)年に発表されました。狭いスペースにもかけられる細長いワニのような形が名前の由来です。1940年から1985年までのフーバーさんのグラフィックワークを一枚の用紙にプリントし裁断、綴じただけの無駄のない仕様です。日本には少数しか入ってきていない大変めずらしいカレンダーです。毎月変わる美しいグラフィックをお楽しみください。

Shop5610(ギャラリー5610のネットショップ)でも販売しています。(定価3,000円より15%off+Tax)

● il coccodrillo
<大きさ>
約幅16cm×長さ1m40cm

<デザイン>
sidi vanetti
Marco zürcher, ccrz

©archivio max huber
novazzano, svizzera