河野鷹思_さかなモビールとコースター

さかなモビールは、河野鷹思(1906~1999)が「河野鷹思のさかな展」(1967年銀座松屋/名古屋丸善)に出品した作品をもとに2007年にギャラリー5610のオリジナル商品として武山忠道さん監修のもと制作しました。ゆらゆら浮ぶ、のんきでユーモラスなさかなをお楽しみください。
青、ピンク、紫の新色が加わりました。
モビールでできる端材を利用し、コースターもつくりました。

材質:紙
大きさ:たて約22cm×よこ約26cm
糸の長さ:約1m
カラー:黒・赤・白・青・ピンク・紫
2,500円+税

オンラインストアでお求めいただけます。



株式会社竹尾様のウェブサイトでさかなモビールを紹介していただきました。

太田徹也

『Inside-Out』は、2003年にギャラリー5610で開催された同名の展覧会の開催と同時に発行されました。
田中一光デザイン室より独立後、1976年から2002年までに氏が装幀、レイアウトを手がけた豪華本のうち20点を掲載しています。
展覧会では、書籍を実際に手で触り、中身を見られる展示でしたが、カタログでもそれらの本を、函、表紙、中身、という具合に追って見ることができる仕様で、製本は美篶堂によるものです。
オンラインストアでもお求めいただけます。

『デザイン十二夜』は、田中一光氏の一番弟子として戦後のグラフィック界のメインロードを師匠と共に歩んできた太田氏の視点から語られる珠玉のエッセイ集です。
表紙・カバー・本文用紙には「風光」を使用し、同じ厚さの文庫本に比べ非常に軽い仕上がりになっています。さらに裏頁の文字を微妙に透けさせることによって、オフセット印刷でありながら活版の雰囲気を表現することができました。エディトリアルデザインのさらなる可能性を感じていただける一冊です。
オンラインストアでもお求めいただけます。

服部一成

2007年にギャラリー5610で開催した服部一成展「視覚伝達」のポスターが再入荷しました。
「ケーキ」「スポーツ」「天気予報」シリーズ、「Female」「Male」と、展覧会時に販売されたポスター全種類に加え、展覧会の告知ポスターもお求めいただけます。

詳しくはギャラリーのオンラインストアへどうぞ。

files

files(ファイルズ)
食器から家まで、生活の全てにちょっとした潤いをもたらすもの。
美しさ、新しさ、やさしさ、そんなデザインの気持ちを少し盛り込んだもの。
素材を生かし、現在いまここに生きているからこそできるもの。
そんなものづくりを目指しています。
ウォルナットやメープルなどの天然素材でできたどうぶつたち。
オーナメント、ブローチ各種取り揃えています。
各¥700+tax〜

Overlaps

「オーバーラップOverlaps:インドの工芸の変遷と、その未来」は、スタジオ・トルスタとインドの出版社タラブックスによる展覧会です。
本展ではスコットランドとインドの伝統的な手工業の技術を融合させて 作り出したプロダクトデザインを、製作工程の映像を交えてご紹介します。
Tarabooksギータ・ウルフと、GALLERY KOMAGATA駒形克己は、それぞれが小さな出版社として 独自に活動を続けています。毎年おこなわれるイタリア・ボローニャ国際絵本原画展の出展者の同志として、長年交流を続けてきています。
オープニングイベントでは駒形克己がナビゲーターとなりトークショーをおこないます。
詳しくはギャラリー5610のホームページをご覧ください。
Click here for details.

Aya Iwata

Aya Iwataさんのボタンが入荷しました。

すべてが1点ものです。
七宝を施すことで強度が生まれ、ガラス素材の透明感がそれぞれのデザインをさらに際立たせてくれます。
二つの穴に紐やゴムを通せばそれだけでおしゃれになるペンダントや髪留めとしてもご使用いただけます。お気に入りの使い方を探してみてください。
錫、金箔、ガラス製のペーパーウェイトもございます。

What’s new

『りんごの村』復刊記念、京都誠光社、東京森岡書店、二か所で開催いただいた「河野鷹思のグラフィックデザイン展」に続き、Gallery5610のウィンドウと奥のSPaTio5610にて『りんごの村』フェアを開催します。小出正吾さんの書いた文章は、児童書という枠におさめず世代を超えて読んでいただきたいお話しです。

SPaTio内では河野鷹思の『りんごの村』をはさむ戦前から戦後にかけての書籍雑誌の仕事と、関連作品を展示します。

森岡書店の入っている鈴木ビルは、1929年(昭和4年)竣工の「東京都選定歴史的建造物」であり、日本工房が国際報道工藝株式会社と名を変える頃、このビルを社屋としていました。

ベルリンから帰国した名取洋之助の立ち上げた日本工房が、報道写真を軸に日本の文化を海外へ発信するべく1934年に創刊した対外文化宣伝グラフ雑誌『NIPPON』のデザインとレイアウトは、戦後モダンデザインの源流といわれ、今の時代に見ても劣らないものです。今回は河野鷹思がデザインを担当した1938年『NIPPON15号』の表紙と掲載された東京観光絵地図のページを展示します。

1930年代後半から世の中が戦争へ向かって変化をしていき、1941年に徴用された河野はジャワで敗戦を迎えます。1946年捕虜生活から解放され帰国、最初の仕事が戦前からの旧知・伊藤逸平主宰イヴニングスター社刊<諷刺雑誌「VAN」>の表紙と中身のカットなどのイラストレーションでした。同じくイヴニングスター社の「黒猫」「人間喜劇」等の風刺雑誌のほか書籍も多数手がけ、福田勝治写真集『花と裸婦と』の装幀も行いました。

1950年代にはいると『りんごの村』を含め国語教科書の表紙絵や茶道総合誌「淡交」などを手がけました。1956年、欧米を周るデザイン視察に向かいます。今回、上記のイヴニングスター社の仕事に加え、その視察に携行したシルクスクリーン印刷による20葉1組のポートフォリオのうち、ジークレープリントで復刻した5作品を、展示販売します。

sabato

イタリア語で土曜日を意味する「Sabato」という名を持つこのシリーズ。
平日の終わりで休日の入口である土曜日のようなリラックスした時間を「Sabato」ととも過ごしてほしい、そんな思いを込めてデザインしました。
製造には日常の器を作り続けてきた波佐見焼きの知識と技術を生かし、使い勝手の良いセラミックウエアに仕上げています。
デザイン:ドリルデザイン
イラストレーション:葵・フーバー
製造:東京西海株式会社