余命２ヶ月と言われた11年前の急性白血病。10ヶ月の入院と骨髄移植を受け復帰。
今年の3月、食道にガンが見つかる。今は治療しながら制作を続けている。
そんな時、ものごとの「はじまりとおわり」を強く意識する。
そして9月の展示に向け今回は新しい試み。「はじまりとおわり」の絵をさきがけて描き、
その後にストーリーを育むというもの。
会場では10の構想の計20点の「はじまりとおわり」の絵を展示します。
またその中から仕上げられた２タイトルの本も併せて発表します。
駒形克己


駒形さんは穏やかに静かに闘っている。
闘病中にもかかわらず、2014年初めてお会いしたときの印象だ。
ご自身の体の内側と、変化し続けるグラフィックデザインの世界の流れに対して諦めず、
試行錯誤を積み重ねながら、生み出してきた作品と姿勢を時代が追いかけている。
どんな状況にも向き合い、声がかかれば「行きますよ」と世界中を飛び回り
パンデミックで、ギャラリーが立ち止まりそうになった時も
「やりましょう」のひと言に導かれて、展覧会場を開けることができた。
あらたな表現方法で制作した2021年「PIECES」・2022年「PIECES2」から、
進化し続ける今回の作品展
「はじまりとおわり」
＜終わり＞とは、次の＜始まり＞へのスタートであること。
それを教えてもらっている。
ギャラリー5610　　

　
＜イベント（予約制）＞
●9/8（金）19：00〜20：30【トーク】出演：駒形克己・参加費￥1,500 税込【定員になりました】

●9/17（日）14：00〜16：00【駒形克己メソッド ワークショップ】「ひとつがふたつ」講師：駒形あい
参加費￥1,500（税込）/人　対象年齢6歳から【定員になりました】

イベントのご予約はTELまたは yoyaku@deska.jp まで
メールでお申し込みの場合、ギャラリーからの返信を以って予約確定となります。
お申込後1営業日を過ぎても返信のない場合はお問合せください。

＜駒形克己さんによるギャラリートーク（作品解説）/ 予約不要・無料＞
◾️9/10（日）14：00〜14：30
◾️9/17（日）16：30〜17：00