Past Exhibition
木を知り・木を使い・木を活かすVol.7 東京大学大学院木質材料学研究室展
2022年6月22日(水)〜6月27日(月) 11:00AM〜6:00PM 会期中無休 / 5610番館正面・テラスにて
緑の中に建つ木造のオブジェ。
計算された構造と連続する形の美しさをみていると、木材は人間の生活だけではなく美的好奇心も刺激する、いにしえの時代からのパートナーであることを感じます。
東京大学大学院木質材料学研究室では、環境的視点からもあらためて注目を集めている木材について、建築用構造材として最大限に有効利用することを目指し研究を進めています。
稲山正弘教授は「木造を学ぶうえで、まずは自分で木を触りながら色々試して自分で作ってみることが原点」として指導を続けてきています。毎年4月に研究室全員で行う設計コンペティション、そこで選ばれた2作品を設計者と棟梁(製作担当責任者)を中心に実際の建築におけるプロセスを想定し、材料の発注から加工、組み立て作業まで全て学生たちの力で行う「セルフビルド」を実技体験としています。完成したパビリオンは毎年同大学で開催される五月祭の時に弥生キャンパスで展示してきました。そして、今年も学内で展示していた木造パビリオンを5610番館敷地内に移築設置いたします。
今回のテーマは「薄物構造用合板(およびMDF)とツーバイ材を使用した3次元木質架構展示物」です。
コロナ禍で学内活動が制限されながらも、これからの時代にも使われ続ける木材の可能性と、その木材利用のすそのを広げる研究を日々行なっている学生たち自らが建てる、定理に裏付けされた構造体の美しさをどうぞご覧ください。
東京大学大学院木質材料学研究室のウェブサイト