Past Exhibition
木を知り・木を使い・木を活かすVol.6 東京大学大学院木質材料学研究室展
2021年10月30日(土)〜11月16日(火) 11:00AM〜6:00PM 会期中無休 / 5610番館正面・テラスにて
環境的視点からも、人間との親和性の面からもあらためて注目を集めている木材。東京大学大学院木質材料学研究室では、その木材を、主に建築用構造材として最大限に有効利用することを目指し、基礎から応用までの一連の研究を進めています。
その中で指導にあたる稲山正弘教授は「木造を学ぶうえで、まずは自分で木を触りながら色々試して自分で作ってみることが原点」とし、その実技のためのパビリオン設計コンペティションを研究室全員で行なっています。そこで選ばれたパビリオンは、設計者と棟梁(製作担当責任者)を中心に、材料の発注から加工、組み立て作業まで全て学生たちの力で行い、毎年同大学で開催される五月祭の時に弥生キャンパスで展示を行っていました。
今年の作品テーマは「厚物構造用合板を使った3次元木質架構」です。
コロナ禍によってオンラインでしか見られませんでしたが、10月の緊急事態宣言解除にともない5610番館正面とテラスに設置をすることとなりました。またその製作過程をSpatio5610にて展示します。
国立競技場をはじめ木造高層ビルなど、木材を積極的に活用した建造物を目にする機会が多くなっていますが、その根幹のひとつとなる学生たちの研究、挑戦をぜひご覧ください。
*会期中の11:00〜16:00は研究室の学生さんが在中しています。
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