Past Exhibition
meets 鹿目佳代子 鹿目尚志
2020年9月7日(月)〜9月13日(日) 11:00AM〜6:00PM 最終日〜5PM
「かよちゃん」こと、鹿目佳代子は現在92歳。絵本作家であり画家であります。毎日、自宅のアトリエでキャンバスに向かって筆をふるっています。3年前に他界した夫の「たかしちゃん」こと鹿目尚志も死の直前まで活動を止めなかった人でした。今回、かよちゃんの兼ねてからの希望、たかしちゃんとの共同展覧会を行います。かよちゃんが最近、たかしちゃんの絵にインスピレーションを受け描き出した心象風景・2人の共作はじめ、近年の油絵作品、これまでの創作の軌跡を少なからず展示します。今もなお、止まる事を知らない、その筆跡、筆圧、情熱を是非ご覧ください。
鹿目佳代子
1928年東京都北区に生まれる。1952年東京芸術大学油絵科卒業。安井曾太郎に師事。絵本作家、画家。2003年以降毎年グループ展、個展を開催。著作「さくじいちゃんのふるさとへ」(福武書店・1987)、「まいごになったモップ」(福武書店・1989)、「かお」(福武書店・1992)、「あのこはだあれ」(株式会社リーブル・1996)、「防波堤」(小学館・1983)、「金色の時間」(文溪堂・1995)、「ふうばあちゃんのあかいくし」(福音館書店・2000)、「なにがはいってるの」(福音館書店・1985)、「おっぱいのうた」(株式会社リーブル・2005)、「もものこさん」(福音館書店・2011)など多数。
鹿目尚志
1927年北海道根室市に生まれる。1950年東京美術学校(現美術大学)油絵科卒業。梅原龍三郎に師事。パッケージデザイナー、造形作家として常に新しい表現に挑戦。個展・グループ展にて思想を表現し、創作物とともに高く評価を受けた。著作『4人の箱』(六耀社・1982)、『鹿目尚志作品集 カ』(六耀社・1998)、『こどものとも まけてたまるかヨモトラと7ひきのコブタたち』(福音館書店・1995)、『Kanome Takashi Mold』(2010)、『こどものとも ポッキーとトム』(福音館書店・2016)。
<新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会場の衛生と換気を心がけておりますが、ご来場の折はマスクの着用をお願いします。また、状況による諸事情の変更についてはご了承ください。時節柄、みなさまご自愛ください。>