Past Exhibition
木を知り・木を使い・木を活かすVol.5 東京大学大学院木質材料学研究室展
2019年5月28日(火)〜6月9日(日) 11:00AM〜6:00PM
5610番館正面スペースにおきまして『「木を知り・気を使い・木を活かすVol.5」東京大学大学院木質材料学研究室展』を開催します。
東京大学大学院木質材料学研究室では、木質材料を有効利用することを目指して基礎から応用までの一連の研究を進めています。その中で指導にあたる稲山正弘教授は「木質構造を学ぶうえで、まずは自分で木を触りながら色々試して自分で作ってみることが原点」として、その演習のための設計コンペを行なっています。そこで選ばれたパビリオンは、設計者と研究室学生から選ばれた棟梁(製作担当責任者)を中心に1週間ほどで実施設計にまとめられます。その後材料の発注、全員が参加する加工、組み立て作業まで4週間足らずのスケジュールで進んでいき、毎年同大学で開催される五月祭の弥生キャンパスで展示しています。
ギャラリー5610では、2010年からこのパビリオンを五月祭後に移設して紹介してきました。最初の展示から9年が経ち、木造の建造物が増々注目され、積極的な木材の活用が身近になってきています。その根幹の一つとなる学生たちの研究、挑戦をぜひご覧ください。
屋外展示のため、天候により組み建て状況に変化があります。