このたびギャラリー5610にて白木彰さんの個展を開催いたします。
白木さんは、グラフィクデザイナーとして国内外で多様なお仕事を手がけてこられました。本展では、タイポグラフィを中心に新旧のポスター作品を約20点ご紹介します。
白木さんは、デザイン活動と並行して、日本と中国で長年デザイン教育にたずさわってこられました。本年より愛知県立芸術大学の第10代学長に就任され、美術と音楽双方で芸術家育成にあたられています。
本展は、東京で白木さんのお仕事をまとめてご高覧いただける貴重な機会となります。

白 木 彰 　
グラフィックデザイナー
１９５４年三重県桑名市に生まれる。
洋画家を志すが神様のいたずらで、愛知県立芸術大学デザイン専攻に入学。
河野鷹思、磯田尚男、片岡脩の薫陶を受ける。
卒業後、京都デザインセンター(現 GK京都)に入所。夜の京都を満喫する。
１９８３年愛知県立芸術大学に助手として赴任。
当時、愛知芸大学長であった河野鷹思先生から、毎週酒席のお供を命じられる。その席であらためてデザインの「いろは」を叩き込まれる。それ以来、河野鷹思先生の三番弟子を自認している。
現在　愛知県立芸術大学第10代学長
　　　愛知県立芸術大学名誉教授
　　　中国湖北美術学院客員教授
　　　中国大連民族大学客員教授
　　　中国南京芸術学院客員教授
初老のとき体調を崩し、死神が迎えに来るが、丁重にお引きとりを願い、その後は居留守を使っている。

著書　
デザイン作品集「Shiraki akira My Design Life」中国
デザイン基礎実技 「描写」中国
デザイン基礎実技 「色彩」中国
デザイン&エッセー「Shiraki akira Design Life」韓国
エッセー集「デザイン屋の散歩道」日本