川村秀樹君は私にとって、弟のような存在です。
彼の作風が好きで、長期間にわたって“灘の大関”の仕事を共にしたこともあり、
一度二人で展覧会をやりたいナと思っていたのですが、このたび、
ようやく実現することが出来ました。
今回の展覧会は云いかえれば「兄弟2人展」。弟？の作品に負けないように、
自称「兄」もがんばりました。お楽しみいただければ、二人共大喜びです。ー 岩崎堅司 ー
 
●岩崎堅司(Iwasaki Kenji)

1935年生まれ

1959年　東京芸術大学図案計画科卒業後、同年明治製菓株式会社入社

1968年　同社退社のち株式会社デザインアイを設立
毎日商業デザイン通産大臣賞、朝日広告賞、パッケージング通産大臣賞、他受賞。
現在は、神宮前の事務所と静岡県長泉町のアトリエで制作を行っています。

2005年から連続してギャラリー5610で個展

2005年　「KANBAN TO TETSU」

2006年　「VISUAL KITCHEN GARDEN」

2007年　「IROIRO・DEKOBOKO」

2008年　「20XX年　地球はどうなるのだろう」
 
●川村秀樹　(Kawamura Hideki)

1949年　香川県坂出市生まれ

1975年　愛知県立芸術大学デザイン専攻由良教室卒業

1975年　由良令吉デザイン事務所

1977年　陶磁工房設立

1990年　愛知県立芸術大学美術学部陶磁専攻講師

1995年　同助教授

1996年　大関株式会社デザイン顧問

1997年　ヘルシンキ芸術デザイン大学客員教授

2001年　国際陶磁器展美濃専門委員

2004年　愛知県立芸術大学美術学部陶磁専攻教授
（受賞・その他）

1973年　国際陶磁器デザインコンペ　金賞

1982年　陶磁器デザインコンペ　金賞

1984・85年　陶磁器デザインコンペ　銀賞

1992年　国際陶磁器展美濃 (陶磁器デザイン部門)　グランプリ

1994年　地下鉄桜通線野並駅構内壁面デザイン

1995年　国際陶磁器展美濃（陶磁器デザイン部門）銅賞