Past Exhibition
Jun Kawabata 写真展「SO FAR 浮遊のはじまり」
2010年1月22日(金)〜1月27日(水) 11:00〜19:00 会期中無休
作曲家、写真家、映像プロデューサーとしてこれまで多彩な活動をしてきたJun Kawabataの写真展です。7年ぶりに発表した写真集『SO FAR 浮遊のはじまり』の写真を中心に、静かな旅をテーマに25年間撮り続けたヨーロッパの写真(カフェ、BAR、駅、街の情景、マリア、酔っぱらい、ジャンクヤード)を展示します。
過去と現在が混在する Jun Kawabata が切り取ったヨーロッパの景色をお楽しみください。
●Jun Kawabata
東京都出身。
作曲家、写真家、音楽プロデューサー、映画プロデューサー。
アフリカの自然、ヨーロッパの雑踏、駅やBAR、カフェに魅かれ、旅をしながら写真を撮りはじめる。自身の音楽もこの頃より作り始め、寺山修司の天井桟敷のパフォーマンスに音楽参加する。
1986年には、オランダの写真家、エド・ヴァン・デル・エルスケンのアシスタントを務める。
1992年にはバルセロナオリンピックを一ヶ月かけて撮影。その後、音楽家としてソニーレコードより、水口博也(海洋写真家)、星野道夫(動物写真家)とのコラボレーションCD を3枚リリース。
1997年、ジャズ、ブルースロック、ノイズ、実験音楽にスポットをあてた音楽レーベルの『AIRPLANE LABEL』を創設。自身の音楽作品を発表するとともに、ブルースやジャズ、実験音楽等のアンダーグラウンドシーンのミュージシャンにスポットをあて、現在までに40枚以上のアルバムをプロデュースしている。(キャロルのギタリスト内海利勝、ジャズベーシスト荒巻茂男、KOTEZ&YANCY、オノ・ヨーコ参加のコンピレーションアルバム等)
写真家としては、1999年に 写真集『Absolute Elsewhere』を発表。
2002年には2作目の写真集『No Matter Where You Go』を発表。
この2作はニューヨーク、ロンドンのポール・スミスにて、セレクトされ販売された。
2001-2003年の3年連続で銀座伊東屋(9Fギャラリー)にて写真展を開催する。
近年は木村威夫監督作品の『 OLD SALMON 海を見つめて 過ぎた時間』(2006)
『馬頭琴夜想曲』(2007)のプロデュースと音楽、長編劇映画『夢のまにまに』(2008)では音楽を担当。また、実験音楽のイベント『CINEMATIC VOICES』のプロデュースも行っている。
2009年秋に写真集最新作『So Far~浮遊のはじまり~』発表。
同年11月にシネマート新宿、銀座シネパトスで公開の映画木村威夫監督作品『黄金花』のプロデュース、音楽も務める。