Past Exhibition
AOI&MAX HUBER
2014年6月2日(月)〜6月23日(月) 11:00AM〜6:00PM (日休)
スイス人デザイナーのマックス・フーバーMax Huber (1919-1992)と、その妻であり、イラストレーター・絵本作家として、南スイスで50年以上にわたり活動を続けている葵・フーバー・河野(1936−)の日本では初めてとなる二人展です。
本展では、マックスが具体美術運動に関わっていた1940年代に制作された幾何学構成とタイポグラフィを組み合わせた作品や、葵の色彩豊かな線と形でいろどられた新作絵画など「アブストラクト・コンクリート」*をテーマに、両者の感性が織りなすグラフィックワークの世界をご紹介いたします。
日本では未発表となる両者の作品群を通じて、本年、国交樹立150周年を迎えたスイスと日本の、もう一つの側面に色を添えることができましたら幸いです。
*『アブストラクト・コンクリート』
相反するふたつの意味を持つ言葉ですが、これは、マックス・フーバーがポスターを担当し、そのデザインが大きく知られるきっかけとなった展覧会のタイトル「アブストラクト・コンクリート」を引用したものです。本展ではマックス・ビルらが参加していたスイスのアーティストグループ「アリアンツ」のメンバーとして、マックス・フーバーが制作・提供した作品をはじめ、当時の雑誌や図録も展示いたします。
後援
在日スイス大使館
日本・スイス国交樹立150周年記念