Past Exhibition
「“WINTER” by ヤナ・アンドレディス」展
2019年8月20日(火)~8月31日(土) 11:00A.M.~6:00P.M. 日休
フランス・パリ在住の作家ヤナ・アンドレディス(Ianna Andreadis)の展覧会を、造本作家デザイナーの駒形克己プロデュースで開催いたします。
絵画・写真・リトグラフ・ドローイングと様々な手法で作品を発表し続け、参加型のプロジェクトを自ら手がけて精力的に作家活動を展開するヤナ・アンドレディス。今回は彼女の原画作品を日本で見られる初の機会となります。
会場では、展覧会に合わせて出版される『WINTER』(ONE STROKE出版)の原画と新作のインスタレーションを展示します。
作家本人が来日してオープニングレセプションでのギャラリートークと、ドローイングを体験するワークショップも行います。
・オープニングレセプション:8月20日(火)18:00~20:00
・ギャラリートーク:8月20日(火)18:00~
出演:ヤナ・アンドレディス
日本語通訳有り/ 無料、予約不要
・ワークショップ:8月24日(土)14:00~15:30
内容:墨と筆をつかったドローイング
講師: ヤナ・アンドレディス
日本語通訳有り/定員15名・要予約(e-mail:yoyaku@deska.jp)/ ¥2,000(材料費含)
●Ianna Andreadis
1960年、ギリシャ、アテネに生まれる。
パリ市にある国立高等美術学校にて絵画を学び、絵画、ドローイング、写真、本、そして参加型のプロジェクトを通して数多くの表現活動を手がけている。フランク・ボーダス工房にて制作されたリトグラフによる作品集をはじめ、Editions des Grandes Personnes(フランス)、Petra(メキシコ)、Tara Books(インド)、Agra(ギリシャ)、ONE STROKE(日本)などから多くのアーティストブックを出版。また、参加型プロジェクト「The world around a flame」を各国のアーティストに呼びかけ実現させるなど、精力的に活動を続けている。現在はパリ市に在住しながら、定期的に絵画や写真の展覧会を開催。絵画と写真、デッサンと本を織り交ぜながら、自然や風景、街と建築、文化的多様性など自然のエネルギーや風景の本質をとらえるべく、日常生活や旅行での経験が創造の源になっている。 彼女がインクで描く手法は、印象、感覚をカリグラフィーへと変換させ、それはあたかも俳句のことばのように本質的なものを捉えている。
今回日本で発表する『WINTER』というプロジェクトでは、駒形克己とのコラボレーションにより、裸木の異なるシーンがランダムに交錯し、奥深い森の印象が創出されている。
「私はいつも世界の美しさに、新しい窓と展望を開こうとしています。」ヤナ・アンドレディス